引っ込み思案な息子
息子は小さい頃から引っ込み思案で、保育園の参観などは、息子だけ泣きそうな顔で立ったまま、何できない状態でした。
小学校1年生の運動会では、私のところから離れることができず、先生に無理やり連れて行かれていました。
大勢の人がいる状況が怖かった、と大きくなってから言っていました。
小学3年生の時にお友達から誘われたサッカーに興味が出てきたようで、体験サッカーに行くことに。
お友達は一緒にやろうと誘ってくれるのですが、コートの中に入って体験することができず、何もできないまま見学して帰って来ることが続き・・・。
見には行くので、興味はある。
でも、やりたいけど一歩が踏み出せない。
その葛藤は見ていて分かったので、とにかく待ちました。
そして、4回目の見学。
お友達はいつものように誘いにきてくれます。
無理やり呼ぶことはなく、かる~い感じで声をかけてくれます。
そしてやっと・・・。
コートに走って行った息子を見て、私は泣けてしまいました。
多分、大したことはない普通の光景です。
でも、突っ立ったままの保育園でのお遊戯会や、
泣いて離れなかった運動会。
色んなことを思い出し、初めて自分から飛び出していった息子を見て
誘ってくれた友達のお母さんも一緒になって、泣いてしまいました。
役員と新しい仕事
そんな息子が小学4年生の時、親の役員を私がやることになりました。
前任者からは、「そんなにやることないし、大したことないよ~」と軽くしか聞いていなかったのですが、これが大変!
大きなクラブチームではないので、親の協力が必要不可欠。
4年生から試合数も多くなり、試合会場までの送迎と、親が送迎できない子の同乗の段取りやテントなどの荷物の運搬も役員の役目でした。
私はまだ子供が入って半年くらいしか経っていないので、全てが初めて。
みんな協力してくれるのですが、私の性格上人に頼むことが苦手で、自分が無理してでもやってしまう。
他学年の役員さんに聞いても、「その時の状況で臨機応変に」と言われるのですが、初めてのことばかりで、臨機応変も何も分からない!
ほんとに毎週大変過ぎて、かなりパニック状態でした。
ちょうどその頃、派遣として働いていた職場で正社員雇用されることになり、それに伴い部署異動になりました。
その新しい部署での仕事内容が一変してかなりのハードワーク。
サッカーの役員と仕事のダブルパンチで、とうとう身体を壊してしまいました。
虚血性腸炎で入院
ある日の夜中に尋常じゃないお腹の痛みで目が覚め、トイレに何度も行き何時間かこもっていました。
ですが、痛みが強くなるのと同時に血便になり。
もうその頃には動けなくなっていました。
その時期は夫が毎日休みなく深夜まで仕事続きの日で、疲れている夫を起こすのもためらわれて。
でも自分で病院に行く元気もなく、どうしようと思っていたところ、トイレに起きた姑に気付かれました。
また痛みでトイレに入り、わたしはそこで倒れてしまい、救急車で運ばれることになりました。
救急車なんて大げさなことをされて、真夜中で近所の人に音がうるさくて迷惑になってはいけないと、音を消して来て欲しいと頼みました。
痛いならそんなことまで気にするなと思いますが、どうしても嫌で。
そして、寝ている子供たちのことも心配だし、寝不足の夫は明日の朝も早いし、私は一人で病院は大丈夫だと言っても、救急車って、一人では連れていってくれないんですね。
結局、救急車の後ろから姑が自分の車で付いてきてくれることになりました。
そして、入院。
診断は、虚血性腸炎でした。
ストレスって怖い
初の大腸検査と胃カメラ。
あんなに苦しいもんだとは思わなかったです。
友人は、出産の痛みより大腸カメラの方が痛かったと言っていました。
入院中は絶食で検査までは全て空っぽにします。
さほど絶食は辛くはなかったです。
そして、肌の状態がとても良い!
これがデトックス効果?
病気は嫌だけど、痩せたことを少し嬉しく思ってしまいましたが、
食事が美味しくとれるのは、ほんとに幸せなことだな~と思いました。
この病気の原因は、疲れとストレスと言われました。
サッカーの役員と仕事の疲れ。
あー、人ってストレスでほんとに病気になるんだな~と実感した出来事でした。
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