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嫁姑・同居問題に悩み病んだ私が『良い嫁をやめる!』と別居を決断。姑の呪縛から逃れ、自分の人生をやり直します

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助産師学生 実習の現実⑤

学校の先生との会話(2回目)

私:
分娩の担当に指導者さんが当たった時、産婦さんの会陰部の裂傷が激しいのは、あなたのせいです、と言われたそうです。
そんなこと学生のせいにしますか?
実習中の学生のせいにするなんて指導として適切ですか?

そのことを先生に訴えても、あなたのためを思って言ってるとか、
意地悪してるわけじゃないから、と娘の気持ちを受け止めることはされず、
娘が悪く捉えている、と言われました。

先生も励ますどころか追い詰める場面があるし、結局頼るところが無い状況です。
そう言った発言があると先生に言っても分かってもらえない、と思ってしまうので、
もう少し娘に寄り添って話をしてもらえませんか?

先生:
あ~、娘さんはそのように受け取ってしまうんですね。
指導者さんも、それだけ大変なことだと分かってもらおうと思っての発言かもしれませんね。

私:
娘の受け取り方の問題ですか?
以前お電話で、次の年から実習の受入をしてもらえないと困るから、
あまり病院に対して強く言えないって仰ってましたよね。
あの時話してから、指導者も病院も変えてもらえない、結局何も変わらないんだなって諦めるしかなかったんですね。

ただ、今日お電話したのは、また病院での実習が始まって、
娘の適応障害の症状が出始めました。

今年の7月に県内の看護学生が実習が辛くて自殺したのをご存知ですよね?

娘の適応障害は確実に指導者さんが原因です。
指導の域を超えて、いじめと言えるような発言・態度はモラハラと言える。

娘も同じことになりかねない精神状態です。
娘に万が一のことがあったら、学校も病院も訴えますし、
そうなる前に娘を守れるなら、病院に直接言いに行きます。
そのことを事前にお伝えした方がいいと思い、お電話しました。

先生:
お母さん、一度顔を突き合わせて3人で話し合いましょう。
以前のお電話で適応障害の環境から逃げ出すのが最善策だと医者から言われた
と言ってみえましたが、間違いないですか?

私:
医者から言われたのは、職場であれば転職や異動しなければいけない状態であり、
指導者か病院の変更が一番良いが難しいだろうと言われました。

先生と話したところで指導者さんのモラハラが無くなるわけでもない。
先生がしたいのは、娘の捉え方が変わるようにですか?
娘が耐えるか、辞めればいいですか?

先生が言えないのであれば私が直接病院に行って、
あなたのせいで娘は適応障害になり、追い詰められているので、
指導の仕方を改めてほしいと言いたいです。

自殺まで考えるほど追い詰められているのに、指導者を変えることが
娘の命を守ることよりそんなに難しいことですか?

先生:
分かりました。一度、娘さんと話しをさせてください。
命に関わる仕事ですので、実習を続けることが無理なのか?
続けられそうなのか?本人の意思と希望も尊重しますが、
我々から見て、無理だと判断した場合には、実習を離れることも考えなければいけません。

私:
娘はもちろん最後までやり切りたいと思っています。
でも、指導者さんとだけ関わるのができない。
それが娘のわがままで、娘が耐えられないなら辞めろと言われたら、
その時は娘の夢を潰したと思って、学校も病院も恨むしかないけど、
その時は仕方がないので今後のことを考えます。

娘に指導者さんを当てないでほしい。
指導が同じ人ばかりに重ならないように
して欲しい。
娘の命と夢の為に指導者さんにもっと上手い導き方をしてくれないか?
と言うことが、そんなに非常識なことですか?

 

他にも、昔はもっと厳しくて今より多くの記録が必要だった。
とか、娘を実習から外した方が学校としては楽なんだろうな、
と思えるような発言もあり、よっぽど病院とは揉めたくないんだと思いました。

先生と娘の話し合い

その日の実習終わりに先生が時間を取ってくれ、娘と話しをしたそうです。

結論、指導者さんが分娩担当になりそうな時を避けて、
分娩介助に入れば良い、ということになりました。

他の先生方にも適応障害の話をして共通認識しておく、と。

先生が、病院にも話をした方が良いか?娘に聞いたところ、
「話した方が事がスムーズに運ぶのであれば、話してもらって良いが、
病院内での指導者さんの評価が下がるようであれば、言わなくても良い」
と娘が答えたそうです。
この反応には先生も驚いたと言っていました。

私はこんな助産師辞めさせてくれ、くらい言ってやりたい勢いでしたが、
何故娘はそんなことを言ったのか?

指導者さんの全部の指導が悪かったわけではないから。
ためになることや、なるほどと思うこともあったから。
とのこと。

先生からは、
「娘さんは、外ではしっかりしないといけないと気丈に振る舞い、
無理をしてでもやろうとしてしまう。
外では真面目に一生懸命やって、お母さんには本音の弱みを見せれる、という
自分の中にある二面性を自覚しているようで、対社会での娘さんは大人の対応ができていると感じました。

最後までやり切りたい思いの方が強いが、どうしても指導者さんだけは無理、
関わらないで良いのであれば最後までやっていける、と言っていたので、
実習は無理のない範囲で進めていきます。

教員も出来る限りフォローしていきますので、ご安心ください。」

と言っていただけました。
娘の方が大人で私の方がモンスターペアレントのようで恥ずかしくなりました。
でも、これでやっと安心できました。

産婦さんへの感謝

そんなハラハラした実習も何とか無事終わり、家に帰って来る引っ越しも年末の忙しい中やっと終わりました。

娘が関わった産婦さんは、皆さんとても良い方ばかりで、本当に有難い思いです。

どの産婦さんも、娘の一生懸命な関わりに感謝の言葉を伝えてくれ、
退院後の1か月検診にまた娘と会えることを楽しみにしてくれました。

分娩介助したお母さんは、母子手帳の助産師の名前を書く欄に、
娘の名前を書いてくれました。
「ずっとそばにいて、ずっとマッサージをしてくれてとても心強かった。
一か月検診には絶対会いにきてね」
と、言ってくれたと聞いて、泣けてきました。

コロナで家族の立ち合い人数も一人までの制限があるし、
学生に赤ちゃんを取り上げてもらうのは、きっと不安だと思います。
快く承諾してくれ、そして娘に人生の大事な場面を共有させていただき
産婦さんやご家族には感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、娘だけでなく助産師を目指す学生は、みんな本当に一生懸命だと感じました。
陣痛に耐えるお母さんのため、全身バキバキになりながら、何時間もマッサージし続けます。
初めての育児で不安そうなお母さんに、まだ経験していなくても自分にできることを考え行動し、心から寄り添っていこうという思いだけが溢れています。

4月から助産師として働く娘と、これから出会うお母さんと赤ちゃんが
無事で幸せであるように、願うばかりです。

 

 

 

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