ストレングスファインダーとは
「ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)」
というのをご存知でしょうか?
米国ギャラップ社の開発した才能診断ツールで、Webサイト上で177個の質問に答えることにより、自分の才能(=強みの元)が導き出されます。
自分の思考、感情、行動の「特徴」そのものが「才能=強みの元」であり、その才能を34の資質(似たような才能の集まり)に分類しています。
そして、その34資質のうち、最も特徴的(優先度の高い思考、感情、行動のパターン)な5つを診断結果として出します。
※現在では別料金を支払うことで34資質すべての順位を知ることもできます。
- TOP5のみを知りたい(2,340円)
- 既にTOP5の結果を持っていて、6〜34の順位を知りたい(4,680円)
- 新規でテストを受けて34資質すべての順位を知りたい(5,850円)
診断を受けると自分を客観視できる
私は、自分の欠点だと思っていたのが強みでもあるんだ、ということが分かって、何と言うか・・・視界が開けた感じがしました。
例えば、私の上位資質には「内省」というのがあります。
この資質の特徴は、次のようなものです。
- 頭の中で思考を巡らせるのが好き。
- 深い考察、知的な議論が好き。
- 静かな思考の時間をとることで内省がすすむ。
- 一人時間が好き
私の勤め先は各部署が一つのフロアに集約されていたのですが、コロナ対策で普段使用頻度の低い部屋に振り分けられて、私は一人の部屋で仕事をするようになりました。
今までは大勢の中で仕事をし、同僚との雑談などコミュニケーションが取りやすい環境から一人になることによって、寂しさや不便を感じるかなぁと思っていましたが、これが私には快適で!
他の同僚は同じ状況に耐えられない苦痛を感じているようですが、快適で仕事に集中できるのは、私の資質に合っているからだと分かりました。
自分の価値観が分かる
このテストで得られたもので、私が一番良かったと思えたことは、
自分の思考の癖を言語化してくれた、ということです。
例えば、
常に悩んで深読みしてしまう癖がある→「内省」という資質。
行動するまでが遅くて決めるまでに時間がかかる→「慎重さ」。
人から相談されやすく、人の特徴を分析しがち→「共感性」、「個別性」。
何で自分はいつもこうなってしまうんだろう?とか、何でこんな思考になってしまうのか?とマイナスに思っていたことも、自分に有るこういう資質が影響しているんだと納得できました。
資質が分かると、無駄な事を悩まなくなり、無理することが少なくなりました。
あとは、自分の価値観が分かります。
自分の思考の癖、行動の傾向を言語化されたことによって、自分が大事にしていることが見えてきます。
「大事にしていること=価値観の一つ」だと捉えることができます。
就活にも使える!
ちょうど今、息子が就活中で、これから履歴書を書いていく段階でした。
何となく、自分の中での志望理由はあるものの、企業の求める人材と自分の強みが、どうマッチするか?
そもそも、自分の強みは何か?
これがスラスラ出てくる高校生は、そんなにいないと思います。
そこで、息子もストレングスファインダーを受けました。
34の資質は4つのグループに分けられます。
- 実行力
- 影響力
- 人間関係構築力
- 戦略的思考
ここで言語化された資質が、履歴書を書く上でとても参考になりました。
自分の長所、短所は高校受験などでも聞かれますし、親や友人も言葉にしやすいものです。
それが、例えば「実行力」に当たるものであるんだな、と分かればそれを強みとして自分を表現できる。
また、下位資質は弱みではあるものの、こんな行動でカバーしていたな、などと客観的にみることができます。
◆自分を知りたい
◆新しいことに挑戦したい
◆就活生にも有効
社会人だけでなく、学生にもおすすめです!
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