嫁姑・同居問題 良い嫁やめて自分の人生を取り戻すブログ

嫁姑・同居問題に悩み病んだ私が『良い嫁をやめる!』と別居を決断。姑の呪縛から逃れ、自分の人生をやり直します

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助産師学生 実習の現実③

心療内科受診

娘の精神状態が普通ではないと思い、
心療内科を受診することを勧めてみました。

娘も自分の状況を客観的に見て受診の必要性があると感じていたようで、
すぐに病院を自分で探しました。

結果、適応障害でした。

医者に自分の置かれている環境と事情を話したところ、

「職場であればすぐに辞めるか異動をしないといけない。
実習先の病院か指導者を変えてもらえるならば良いが、きっと難しいよね。
今の貴方は、ずーっとアクセルを踏みっぱなしの状態だから疲れるし、きっと常に眠いよね。
眠いけど寝れないよね。
その指導者さんが居る状況から抜けるのが一番早い解決法だけど、
無理であれば、心が元気になる薬と、怖くて不安になった時の頓服を出すね。」

と言われました。

その指導者さん「だけ」受け入れられないが、他の人は大丈夫。
その指導者さん「だけ」に適応できない障害。
とのことでした。

助産学校の先生との会話

自分の状態を自分で把握できたとは言え
毎日実習先の病院に行かなければならず、
毎朝泣きながら向かっていました。

ある日、食事をしても吐いてしまい
体調不良のため1日だけ実習を休みました。

看護学生時代にも、記録で寝不足が続き、
同じ症状になったことがありました。

実際は起きていても、体は眠っている。
自律神経のバランスが崩れ、
消化不良が起こり吐き気につながる。
寝不足って怖いな、と思いました。

 

次の日に病院に来た学校の先生に事情を話し、
心療内科で診断を受けたことを伝えました。

そこまで追い詰められていたとは思わなかった先生から
お母さんも心配してみえるだろうから、
電話で話しましょうということになりました。

 

先生は娘がその指導者を苦手と思っていることは知っていましたが、
指導者の娘に対する当たりの強さは、
娘の思い込みではないかと思っているようでした。

指導者さんは娘と同じ助産学校の卒業生で、
優秀な方だし意地悪で言っているわけではないと。

娘は決して指導者が厳しいから嫌なわけではありません。
怖い指導者や厳しい看護師さんの実習は何度も経験しました。

指導者さんは娘が出来ていることは何も言わないので、
自分のやり方が正しいのかもわかりません。
他の助産師さんに言われた通りのことを、その指導者さんの前でやると、
自分のやり方や考えと違うとダメ出しをされる。

助産師さんによって考えが違うのは理解できるし、
色んな考え方に触れるのは勉強になるから良い。

お産現場での対処方法を学びに来てるのであって、
指導者個人の考えや記録の書き方を学びに来てるわけではない。

人によって指導の内容にバラつきがあったり、
指導に一貫性がない理不尽さが納得できないのです。

※これが薄っぺらい記録・・・?
赤は指導者、青は娘の直し
産婦さんのむくみ対策で「足を高く上げる」と書いた娘に、
「高く上げるとは、何センチ?」と、赤入れ。
何センチなんて決め事あるんか?本人が楽だと思える高さにすれば良いんじゃない?
こんな重箱の隅をつつくような細かい赤が何度も入ります。

 

私は指導者や病院を変えてもらうことはできないか?と先生に言いましたが、
今の娘の状態で、新しい環境に変わるのは負担が大きいだろうから、
それはできないと断られました。

 

他の学生が行っている実習先の病院は、夜間待機が無いところもあり
夜中の呼び出しに怯えることはありません。

娘の病院は夜間待機も当然あるし、
産まれそうな方が居たら夜中まで残り(もちろん無報酬)、
それでも産まれないこともある。

そもそも指導者制度を導入していない病院もあり、
記録の確認は教員がしているのです。

 

この環境や指導方法の違いも平等ではないなぁと不満でした。

病院は違っても、学生を拘束できる時間を同じにする、とか。
夜間待機は週に何回まで、とか。

同じ条件下で実習を行えば、学生の体調管理も自己責任となるし、
記録のために確保できる時間も平等になる。

そういった配慮があっても良い気がします。

お産はいつ始まるか分からないから、臨機応変な対応は必要ですが、
いつ始まるか分からないからこそ、一定のルールを設けないと
体も心も壊してしまう(しかも無報酬)。

まさにブラックな環境
だと痛感しました。

 

先生も病院側に対して強く要望したり、批判したりすると
次年度から実習の受け入れをしてもらえなくなるといけないから、
と、結局のところ面倒なことは避けたい感があり、
病院に対して話してくれようとはしませんでした。

娘にも頻繁に声掛けをし、気にかけていくということで話は終わりましたが
なんとも納得のいかない会話で終わりました。

これは指導ではありません(怒)!

頓服薬をお守りに毎日病院に通う娘。

指導者さんの勤務帯が夜勤の時や休みの時は精神的にも落ち着いていられました。

そんな中、何例目かのお産の時、
タイミング悪くその指導者さんに当たってしましました。

産婦さんの状態を見て、お産の予想や計画を報告するのですが、
娘はその指導者さんを見るだけで萎縮してしまい、
いつものパフォーマンスが出せません。

聞きたいことも、聞いたら怒られるかな?
この意見で間違っていないかな?
怒られたら怖いから聞けない・・・。

そんな中でも、お産は命に関わることなので、気を強く持って介助に臨みました。

 

無事お産が終わって振り返りの時間、
その指導者さんから言われたことは・・・。

「産婦さんの会陰の裂傷が激しいのは、あなたのせいです。
こういうことが出来なかったから、ここに傷ができたし、
あれも出来なかったから、そこにも傷ができた。
あなたの動きが間に合わなかったから、間接介助の子が助けてくれたのは良かったよ。」

 

会陰裂傷は娘のせい。
フォローの学生は褒めるけど、娘にはダメ出しばかり。

他の学生さんも、お産の振り返りの時に、自分の会陰保護のやり方が悪くて裂傷してしまった、と反省を述べる子もいるそうですが、
そんな時、他の指導者さんは
「それは決して学生のせいではないよ。
うまくできるように指導できなかった私たち助産師に責任がある」
と言ってくださる方もいるそうです。

娘のせいなんて、まだプロではない学生に負い目を負わせるなんて、
そんな指導あるか?と怒りが沸いてきました。

医療の現場に限らず、新人育成の際、
勇気をくじくような発言や責めたりすることはしないのが、
先輩としての心得だと思っていた私は、その指導者の発言には我慢できませんでした。

出来ていないと分かっているのであれば、その場でどうするべきか指導してくれればいいのに。
ダメ出しばかりではなく、出来ていたことを認めたり、
褒めることも自信に繋がるのに。

これは指導ではなくイジメです!

 

 

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