姑からの電話
最近夫は土日も休めることがなく、やっと平日に取れた休みに合わせて、息子の入社式のスーツや礼服を買いに行きました。
息子は卒業式まで自由登校の為、休みで家にいます。
娘は学校があるので、買い物が終わってから娘の学校まで迎えに行くことにしました。
翌日も休みな夫と息子はスキーに行く予定です。
息子は夫と一緒に帰って泊まることにしたので、前日姑に泊まることを連絡していました。
娘を迎えに行った帰りに、夫がスキー用品を買いたいものがあると、帰りにスポーツショップに寄り道して買い物することになりました。
その時点で夕方5時半過ぎ。
お店に着いてこれから買い物、と言う時に姑から息子に電話が掛かってきました。
息子はスピーカーにしていたので、会話は筒抜け。
「何時頃に帰ってくるの?どんな感じ?」
と聞く姑。
(イライラを抑えて話しているのが分かる)
「お姉ちゃんを学校まで迎えに来たから、これから帰るところ」
と息子は説明していました。
すると、
「そんなことを聞いていないからずっと待ってるんだし、ご飯の用意もあるからもっと早く言ってくれないと困る」
と、少し怒りながら言う姑の返事でした。
息子はゴメンごめん!と謝って電話を切りました。
私は電話が掛かってきた時点で、言いたいことは想像できたので、やっぱりねという内容でした。
思い出すこの感覚
夫は「ほんとにアイツは待てない奴やなぁ」
と呆れていました。
私は、この「急かされる」というのが本当に嫌で、
ほんっっ・・・とにイヤでイヤでたまりませんでした。
別居した時に、姑の「早くして攻撃」から解放されたことがどんなに嬉しかったか。
「早くお風呂に入りなさい」
出掛ける予定の30分前に自分は用意を済ませ、
「まだか?早くしなさい」と圧をかけてくる。
「早く宿題やりなさい」
「早く寝なさい」
「早く起きなさい」
「早く帰って来なさい」
常に「早く・早く」の人でした。
夕飯を外食することにしていて、仕事の夫に〇〇時までに帰って来てね、と予定をしたとします。
仕事なので色んな事情で遅れても仕方ないと思うのですが、
姑は5分でも遅れるとイライラして電話しろと言ってきます。
イヤイヤ、仕事なんだから仕方ないし運転中かもしれないから、と言っても連絡するまでしつこく言ってきます。
義妹家族が遊びに来ると言うと、何時に来るのか?確認します。
そしてその時間に来ないとイライラし出します。
買い物してから来ると言っていたんだから、おおよその予定時間なだけで、
遅れたからと言って何かあるわけでも無いのに、
自分の予定している通りにならないと、怒り出します。
こういった言動が自分に向けられたものではなくても、見ているのも聞いているのも嫌で、
自分が焦らされているような気持ち
になるのです。
息子に掛かってきた電話を聞いて、私が焦るような気持ちになり、
「うわぁ、久々のこの焦る気持ち」という、変な懐かしさのような感覚がありました。
呪縛から逃れられていない自分に気付く
帰り道の国道が夕方は混み合うことも分かっているのに、全然進まないことに私は一人で焦ってしまい。
「帰りに刺身を買ってくるように言われたんだった」という夫に、
もっと早く言えよ!と私がイライラしたり。
私と娘を降ろした後に買い物すると、更に帰宅が遅くなる、とハラハラしたり。
同居していた時はこんなことが日常茶飯事だったので
久々の急かされ攻撃に、ドっと疲れました。
そして、別居をしてもなお、まだ私が姑に対して
「怒られるんではないか?」という怯えた気持ちでいることに、自分で辟易しました。
私が何かをしたわけではない。
娘が迎えに来て欲しいと言う希望を聞いたのも夫。
スキー用品を買いたいと買い物に寄ったのも夫。
帰り道が混んでいるのも、誰も悪くない。
なのに、私は私が責められているような気分になったのです。
同居中も、急かす姑の小言を
「私が何度も聞くのが嫌だから」
「私が焦るから」
「早くして」と夫や子供に言っていました。
そんな自分が嫌でした。
でも、また同じことを思って、早く帰ってと夫を急かしている。
いまだに残る姑の圧から抜けきれていない自分を自覚した出来事でした。
姑の呪縛から解放されることはあるのかしら・・・。
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