息子が可愛い姑
私は息子が可愛い。
母親なら我が子が可愛いのは当然のこと。
身体は大きく、オッサンのようになった今でも、とても可愛い。
きっとこれからもずっと可愛いと思う。
なんでこんなことを言うかというと、
私が結婚した当初の夫に対しても、
姑は息子が可愛いと言っていたのを思い出したから。
夫は家族を大事にする人ではあるが、マザコンではありません。
若くして夫を亡くした姑は、高校から下宿で別で暮らすことになった私の夫である息子と、就職と同時にまた一緒に暮らすことができるようになって、とても嬉しそうでした。
結婚して同居した時も、息子を頼って立てている感じが窺えたし、
夫も一家の大黒柱として、若いのにしっかりした印象でした。
心配性の姑
結婚して同居が始まった時、この家の人は体調不良になるとすぐに病院に行くのだな、というのが、私には驚きでした。
というのも、私の実家はほとんど病院に行くことが無かったから。
風邪をひいても病院にいくことはしない。
親に連れて行ってもらったのは、小学生の低学年時、腹痛で行った内科の病院が最後だった気がします(小児科ではなかった・・・)。
一方、夫家族は熱がでたらすぐ病院。
咳がでればすぐ病院。
一度、よく病院に行くことを不思議に思い、姑に言ったことがありました。
それには理由がありました。
姑のお兄さんが、子供の頃の高熱が原因で、足が不自由になったから。
だから、子供が熱が出れば心配ですぐに病院に連れて行ってたし、
昔の田舎暮らしは病院に行くのも一苦労だったことを聞きました。
そっか。それは心配でそうなるよね。
と私も気持ちは分かりました。
世話焼き姑
とは言え、私が慣れなかったのは、夫が咳をしようものなら、
「風邪じゃない?すぐに病院に行きなさいよ!」
と、すぐさま言う姑の世話焼き具合です。
私も息子が可愛い。
だから姑は息子である夫が心配なのはよく分かります。
でも、もう立派な大人ですよ?
ってか、オッサンですよ?
しんどけりゃ、自分で病院に行くだろうし、大したことなければ行かない判断は自分で出来ます。
少し咳したくらいで大げさな!
子供じゃないんだぞ!
いつもそう思っていました。
しかも、これ、しょっちゅうある光景なんです。
夫は喫煙家なので、咳こむこともあります。
夫が咳をしていたら、私が思うのは「子供にうつさないでよ」と思うくらい。
そのくせ、私が体調悪そうにしていても、咳をしても何も気にならない様子の姑。
本当に自分の子だけが可愛いのだな、と新婚当初から理解しました。
別居を決めて家族で話し合った時、私が居ない場所で、姑は夫にこう言ったそうです。
「これからは私が美味しいお弁当を作ってあげるからね!」
と。
それを聞いていた子供たちは、何だか世話を焼けることを喜んでいるみたいだった、と言っていました。
嫁の私が作るお弁当より、もっと美味しいのを作ってあげるから、と。
なんだか私に張り合っているように感じて
気持ちわるっ(;゚Д゚)
と思いました。
そして今。
私は別居をして息子が社会人になり、いつまでも可愛いだけではいけないな、
と、当時の姑を思い出しています。
先日、夫に「まだお母さんにお弁当を作ってもらっているの?」と聞いたら、
だいぶ前から作らなくていいと言って、お弁当は持って行っていないようでした。
子供への世話焼きもほどほどにしないとね・・・。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
ランキングの応援して頂けると励みになります。
よろしくお願いします。
↓ ↓ ↓
にほんブログ村
ひらら (40代 ワーママ) のROOM - 欲しい! に出会える。