嫁姑・同居問題 良い嫁やめて自分の人生を取り戻すブログ

嫁姑・同居問題に悩み病んだ私が『良い嫁をやめる!』と別居を決断。姑の呪縛から逃れ、自分の人生をやり直します

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相続と姑の悔しさ

やっと葬儀も終わり、ホッとするのも束の間・・・

後仕舞い

沢山の人に助けてもらいながら、正月休みの間の葬儀も終わりましたが、祖父の名義で持つ預金の相続の件を。

相続と言っても高額の預貯金があったわけでもなく、お金の管理は姑が全部していたので、銀行預金の解約くらいの手続きがほとんどでした。

私は元銀行員だったので、相続手続きの経験もあり、必要書類等は少し知識がありました。

ですが、姑は銀行に行けば何とかなる、私でも解約できる、と言い張るのです。

いやいやいや・・・ 無理だよ、と言っても聞かず。

このご時世、嫁だと名乗る人に亡くなった人の預貯金解約を許可する金融機関がどこにあるの?と思いましたし、色々説明しました。

相続人にあたる祖父の子供たちの実印・印鑑証明やら、謄本など、確認できるものが必要であり、姑に委任するのであれば委任状も必要、と。

でも、聞かずに銀行へ行きました。

すると、案の定手続きできるわけもなく、

「何十年も私が面倒見てきたのに、私には手続きする権利もなくて、1円も入らないなんて・・・」

と。

そりゃそうでしょ、だから言ったでしょ、とは言いませんでした。

姑の悔しさ

姑が悔しがる気持ちは分かります。
確かに姑は、祖父だけでなく親戚からも感謝され、褒められるような嫁でした。
それが嫁の務めと一生懸命介護し、私も尊敬しています。

ですが、嫁は相続人ではありません。

幸い、祖父の子供にあたる叔母たちは、姑に感謝していたし、相続手続きに必要な書類も用意してくれ、全てを姑に任せると快く委任してくれました。

それが高額なら揉めることもあったでしょうが、年金程度なので、今後の法要に掛かるお金の足しになる程度でした。

姑が望んでいるのはきっとお金ではなかったと思います。

夫を早くに亡くし、舅・姑を献身的に介護やお世話をしてきた自分は、相続権が無いということが分かり、最後の最期で
よく頑張ったと認められなかった
と感じたのではないかと。

相続のこと

私たち夫婦が結婚した時に姑から、亡くなった舅の生命保険があったから、二人の子供を大学・短大まで行かせることができた、と言われたことがありました。

前提として、私は姑の今までの苦労を大変だったと理解しているし尊敬しています。

ただ、夫も義妹も奨学金で行くことができた事実があり、結婚後も長い間返済がありました。
正直に言うと、この奨学金の返済は、ちょっとモヤモヤした気持ちがありました。

住んでいる家は住宅ローンを組んで購入したものですが、名義は夫と姑の共同名義になっています。

私は嫁いでから金利を見直した方が良いのでは?と気づき、借り換えもしました。
そこで、夫一人の名義にした方が良いと言っても、姑はそこは譲りませんでした。

私は、この家のローンを払い終わったら終わりではないことを分かっていたし、いずれ息子の代になった時には、修繕などの維持費が掛かることも懸念しています。

そして、田舎の家もまだ残っています。
年に数回手入れに行っていますが、私は住んだことも無ければ、その家に愛着は全く無い。
でも、その家も維持していかなきゃいけない。

残されるものが全て資産となるとは限らないですから。

負債になるようなものは、できるだけ放棄したいし、残したくない。
(奨学金も私の中では同じなので、モヤモヤしたんです・・・)

祖父が亡くなって田舎の家の所有者を夫に変更することになりましたが、いい機会だから姑が生きている間に、全ての土地や建物などの贈与や相続等も含め、整理をしておいて欲しいと話しました。

そして、姑には夫や子供たちに遺産を残そうとか思わなくてもいいし、全部好きなように使ってくれればいいから、宝石や着物など自分の持ち物で渡したい人がいるなら、遺言書などに残して欲しいことも話しました。

それらは普段の何気ない会話の中で話したことで、改まって話したことではありません。

残された者たちが揉めるのは嫌だし、嫁である私が遺産を取ったと思われても嫌だからと。

それに、私は姑のように
「これだけ世話したのに何も残してくれない」
と思わないで済む程度のことしかしたくない、と思っていました。

 

 

 

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