嫁姑・同居問題 良い嫁やめて自分の人生を取り戻すブログ

嫁姑・同居問題に悩み病んだ私が『良い嫁をやめる!』と別居を決断。姑の呪縛から逃れ、自分の人生をやり直します

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香典開きで姑激怒

「香典開き」というものを知らなかった私に姑は激怒し・・・

葬儀の着物

火葬場の予約の件では姑の勘違いが発覚し、ホッとしたのも束の間、すぐに葬儀の用意をしなければいけません。

姑は見栄っ張りなところがあり、他人からすごいと思われたい・言われたい、の思いが強い人です。

私はお嫁に来る時に作る必要のある着物の中で、喪服を言われました。
喪服はレンタルは良くないから買っておくように、と。

お通夜、葬儀と両方とも着物を着るように言われ、授乳中の私は息子に飲ませてからでないと、長時間着物を脱げないので、タイミングを計るのも気疲れしました。

葬儀だけで良いのでは?と言ってくれる親戚もいるのに、
「お通夜から着物を着るなんてちゃんとしている」
と言われたいのです。

姑の兄嫁さんが亡くなった時も、その息子さんや娘さん家族は洋装の喪服だったのですが、自分だけはちゃんとしてあげたいからと、姑は2日間着物の喪服でした。

そして、喪主家族でさえ洋装の喪服なのに、私や義妹にも着物で来るよう言われました。

さすがに子供でさえ着物ではないのだから、出しゃばるようで嫌だった為、ワンピースにしました。

香典開き

当たり前ですが不幸というのは突然で、何をどうしたらいいか分からないまま、あっという間に終わってしまったと感じます。

やっと葬儀も終わり、夜には家族と義妹夫婦だけになりました。

私は、葬儀屋さんが最後に帰る前に、翌朝に座敷の敷物を返却することと、その際に支払いをする話になっていたので、お金を用意しなければいけないと思いました。

しかも翌朝早目に来るので、今晩中に用意しなければいけません。

まず言いたいのは、
・私は姑からお金の管理を任されていました。
・親戚から直接渡された香典も預かっていました。
・葬儀の受付をして下さったご近所の方から、参列者の記帳簿と香典を預かっていました。

ご近所の方が香典金額と名前を一覧にして下さって、金額も確認した状態で、私に香典を一式渡してくださいました。

なので、受付で頂いた香典は、近所の人が開封して記録してくれています。

翌日の葬儀屋さんへの支払いはそれだけでは不足するので、私は親戚の方から頂いた香典を、一人で開けて確認・記録をし、支払いに必要な金額を用意しました。

これがいけませんでした!

みんながお風呂上り、リビングでくつろいでいるところに、私がそのお金を持って入っていき、説明したところ、

姑に激怒されました!

 

姑激怒の訳は・・・

姑は、今までにないくらいに怒り、

「香典開きは親戚一同の前でやるもんや!
 勝手にやるなんて非常識や!」

と、怒鳴られました。

私は正直言って、何がいけないのかすぐには理解できず、
その場に居た夫や義妹の旦那さんにも、
「あんたらも知らんかもしれんで教えといたるけどな。」
と、説明されたのが・・・

・香典開きは、親戚一同の前で喪主が香典を開封して確認・記録するもの
・一人で絶対に開けるものじゃない

と。

とにかく、怒っているのは分かるので、申し訳ありませんでしたと謝りました。
その時は、とにかく自分の気持ちや言い分は抑えて我慢しました。

私の言い分と思い・・・

まず、私は「香典開き」というものを知りませんでした。

そして、解せなかったのは、
何故、近所の人が開封した香典は良くて、私が開封するのはいけないのか?
というのが分かりませんでした。

そして、もしかして香典開きというものが地域性や宗派によるものではないかと思ったので、私は同じ宗派の数人の友人にも聞いてみました。
ある友人のお母さんは冠婚葬祭の経験が多く、私の一連の流れを聞いてもらい香典開きのことを尋ねました。

すると、香典開きの習慣を知らないと言われ、逆に開いて確認してくれた方が後々楽で有難いけどね、と言われました。

やはり、地域性も関係あるだろうし、無知な私が非常識というわけでもなかったのかも、と少し安心しました。

よく、葬儀の受付で、親戚か会社関係かによって受付場所が違っていたり、帳簿に記載する際にも故人との関係を記入する欄を見かけます。

もし、この香典開きを誰もが周知していることであれば、親戚のお香典は受付の人も開封してはいけないのではないの?と思いました。

「近所の人は見て良くて、何故身内の私が見たらいけないの?」
と思ったのです。

ですが、それは間違いなんですね。
それに、姑からしたら、亡くなった祖父の嫁である自分が見る前に、私が開けたのも気に入らなかったと思います。

ただ、もう一つ思ったことがあります。
それは、翌朝葬儀屋さんが来た時には、私がお金を用意していたので、スムーズに清算できて良かったのでは?ということです。

葬儀のグレードを見栄張りな姑が高くしたので、請求額が高額だったこと。
正月休みの葬儀だったので、ATMで一度に引き出せないこともあり、
大金を手持ちのお金ですぐに用意できなかった。

もし、香典開きをしていないままだったら、葬儀屋さんが清算に来た時には、お金も用意していなくて、葬儀屋さんを待たせることになる。
そこから親戚を呼びだして香典開きをするの?

私が取りまとめて用意していたからスムーズに清算できたんやん!
香典が大事なら、お金を私に管理させずに自分でやればいいのに!
香典開きをすることを、あらかじめ教えておいてくれたら良かったのに!

との思いがムクムクと出てきました。

正直に言うと、夜に怒鳴られた時、悔しくて悔しくて夜中に泣きながら実家の母に電話をしました。
私はそんなに悪いことをしたか?という思いが溢れてきて。

火葬場の予約の件でも濡れ衣を着せられ・・・
香典開きを知らずに支払いのお金を用意したことを怒鳴られ・・・
私も嫁として凄い頑張ったのに・・・

泣きながら話す私に、母は、
「ほんとによく頑張ってたよ。見てて可哀想なくらい動き通しだったよ。」
と言われ、少し救われました。

私はこの出来事を多分、一生忘れない。

非常時に言われた言葉は忘れない。

自分の考えや思いを伝えきれなかった悔しさも忘れられない。

 

 

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