嫁姑はどんな良い人でも上手くやっていけるはずがない!と思っていました。
でも、こんな距離感なら良いなぁと思った話です。
平野レミさんから学んだことは
料理愛好家の平野レミさんのお嫁さんは、上野樹里さんと和田明日香さんで有名です。
昔、平野さんと和田さんが一緒のテレビに出ているのを見て、とても印象的だったことがあります。
嫁姑がうまくいくコツを、別々の場所でお二人に聞いた時、偶然にも同じ答えだったのです。それは、
「無関心であること」
でした。
「愛」の反対は「無関心」と言いますよね?
なので、私は「無関心」というのを悪いことのように思っていたので、この言葉が衝撃的で心に残りました。
ですが、この本意は
「干渉しない」
だと理解できて、とても納得できたのです。
平野レミさんは騒がしそうなイメージ(すみません)で、チャキチャキしているし、お料理上手なお姑さんで大変そうだと勝手に想像していました。
ですが、全然違う!
和田さんは、結婚するまで料理も得意ではなかったそうで、しかも結構ズケズケと言いたいことを言っていて、とても可愛くて素敵なお嫁さんでした。
和田さんといい、上野さんといい、素敵なお嫁さんだからというのもあると思いますが、平野さんもサッパリしていて、すごく素敵なお母さんでした。
過干渉が嫌だ!
上野さんとのことを聞かれたときにも、
「私が嫁に望んじゃダメ。そしたらうまくいく。息子の健康管理だけしてくれたらいいの。」
と平野さんは言っていました。
この距離感がすごく良い!
平野さんを通して、長い間私が抱えていたモヤモヤは「干渉されることが嫌だったんだ」ということが分かりました。
そう自覚してから、「無関心」は、私の中ですごく大事な要素になりました。
洗濯物を干し直される
私が干渉されて嫌だったことの1つに洗濯物を干し直されるということがありました。
姑はとてもキッチリとした完璧主義の人で、自分ルールをいくつも持っている人でした。
洗濯ものを干すことで言えば、この服はこのハンガーにかける。
ピンチハンガーに吊るすのは、この下着はこの向きでこの位置にこの干し方、みたいな感じです。
そして、干し竿に干すときにも、色を白ものから黒ものへグラデーションになるように色を揃えて順番に干すのです。
一方私はガサツです。色を揃えるとか考えないし、結局乾けばいいでしょ、な人です。
ただ、乾きにくいものは太陽の当たりやすい位置に干す、とか、取り入れる時にたたみやすいように、バラバラには干さない、など多少考えています。
ですが、姑は私が干した洗濯物を干し直すんです。
バスタオルの表裏や位置まで変えるんです。
私の目の前で黙って!
私はこれがすんっごく嫌で!腹立つんですよね!
人が干してたのを、無言で文句言っているのと一緒です。
姑のやり方が正しくて、私のやり方が間違っていてる、と暗に言われているように感じていました。
そんなに気に入らないなら自分で洗濯して、自分で干せよ!
と心の中でずっとイライラしていました。
そして他にも。近所の人の行動をやたら気にするんです。
裏の人の洗濯物が夕方遅くまで干したままで、湿気っちゃうのが心配とか。
あそこの家は数日前から旅行に行ってるのか帰ってない、とか。
こっちの家の奥さんは最近パートを始めたみたい、とか。
そんな情報要らんし、見張ってるのか?と思えるのです。
「干渉される」「見張られる」
こんな気持ちになる同居生活は、息が詰まるのです。
多分、距離があれば姑は良い人と思えるような姑だったと思います。
近所の人や友人にも評判がよく、面倒見の良い気さくなお姑さん、と言われていました。
平野レミさんのようにお互い「無関心」で、言いたいことを言える関係であれば、うまくやっていけるのかもしれません。
これは、私が姑になるときにも忘れたくないことだと思いました。
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