姑が自分の還暦祝いを、自分から要求してきた話です。
京都で芸子さんになりたい!
かれこれ15年近くも前の話ですが、姑が60歳になる年に、何と自分から
「私の還暦祝いは、京都で芸妓さんの体験をさせて欲しい」
と言われました。
姑は若い頃から旅行好きで、数か月ごとに友達と旅行に行っていました。
自分の足で歩ける間は行き続けたいと言っていて、良い趣味だなぁとは思っていました。
還暦祝いは、もちろん何かしなきゃとは思っていましたし、赤いちゃんちゃんこなんて要らないと前から言われていたので、別の物と豪華な食事と思っていました。
まさか、自分からお祝いを指定してくるとは思ってもみませんでした。
京都へ家族旅行
ちょうどその年が、亡くなった祖父の3回忌にあたる年で、京都の本山に納骨に行くのに合わせて、還暦祝いで京都に旅行しようという事になりました。
姑は友人が還暦に京都で舞妓さんの格好をして写真を撮ってもらった、という話を聞き、自分もこれをやりたい!と思ったようです。
どうせ京都に行くなら姑だけでなく、娘にも舞妓さんの格好をさせてあげようと思い、姑と娘の舞妓体験も申し込みました。
舞妓・芸妓体験
娘はまだ幼稚園でしたが、大人しくお化粧・着付けをしてもらい、心なしかおしとやか。
その変身過程のビデオ撮影もさせてくれました。
姑は芸妓さんが良いと言っていたのですが、やはり舞妓さんよりは華やかさに欠けるのと、娘の可愛さにはかないません。
よく、親子で体験される方も多いようで、写真も風情のあるセットの中で何枚も撮ってくれ、アルバムとは別に、ストラップも作ってくれました。
金額設定に幅はありましたが、一生に一度のことだし、お祝いだし、と覚悟しましたが、なかなか良心的な価格で、スタッフの方も皆さん感じ良かったです。
私たちが体験させてもらったのはこちらです↓
今は色んなメニューもあって、更に素敵になっています!
自分から言うのって・・・
まぁ、旅行は楽しかったです。
楽しかったですが、家族5人で京都に旅行・・・大金が吹っ飛んでいきました。
ちょっと高級料亭で食事、程度の金額ではありません。
当たり前です。
それは良いとして、こういうお祝い事って、自分から言うものでしょうかねぇ?
指定されたら、それはちょっと・・・とは、嫁の立場では言えません。
私はそこんトコロがモヤモヤしていました。
出来上がった写真を受け取ってからしばらくは、息子たちが旅行に連れて行ってくれた自慢を友人たちにしていました。
幸せなお姑さん像、幸せな家族像、こういうのを自慢したがる姑でした。
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