娘の成人祝い
今年、娘は二十歳になりました。
娘がまだ赤ちゃんの頃、姑はよくこう言っていました。
「この子が成人するまでは生きていたいし、できれば結婚式も出たいなぁ」
と。
そして、
「成人式に着る振袖は、白地に薄紫の柄がある、総絞りの着物を買ってあげたい」
と。
さすが、自称気前良しの姑!
そのセリフを何度も聞いていたので、振袖の心配は要らないな、と思っていました。
お盆に娘が泊まりに行った際、姑からこう言われたそうです。
「成人祝いに真珠のネックレスとピアスのセットを買ってあげたいんだけどどう?」
と。
「買ってくれるなら欲しいけど」
と娘は答えたそうです。
ここで私が思ったのは、
娘が何が欲しいか?
は聞かないんだな、ということ。
先日の息子の自転車買う話もそうですが、
娘の成人祝いに、娘が欲しいものではなく、「あった方がいいでしょ?」な
姑の感覚で買うという・・・。
娘は、ずっとそれが欲しかったわけではありません。
言われたら、まぁあったらいつか使うかもしれないわね、くらいの感覚。
買ってくれると言われた娘は、どこかお店に行って、選ばせてくれるのかな?と思っていたそうです。
姑から娘への電話
ある日、姑から娘に電話がありました。
何かの広告か、DMなのか不明ですが、
「粒の大きな真珠が定価よりかなり安くなっていて、これを買ってあげたいんだけど、どう?」
と言われたそうです。
娘はそれでいい、と答えたそうですが、
「選ばせてくれないんだ」
とは思ったようでした。
そりゃそうだろうな、と思いながらも、
「そもそも欲しかったの?なぜ真珠?」
と聞くと、冠婚葬祭に真珠は持っていた方がいいって思ったし、くれるのは嬉しいと。
でも、自分から言ったわけではない、と。
振袖はどうした?
総絞りの振袖はどうなった?
忘れたのか?
わざわざ届けに来た姑
ある平日の夕方、夫の休みだった日に姑が真珠を届けたいと言って来ることになりました。
ってか、わざわざ忙しい平日の夕方に来るなよ、娘が行った時でいいやんか!
と思いましたが、もちろん言えません。
その真珠がいかに粒が大きくて高価なものか?説明され、
鑑定書を見たかったのよね、と娘に箱を開けさせて姑が見るという・・・。
でもさ、元値が高い自慢をしてるけど、安くなってたからコレにしたんだよね?
しかも、なぜピンク?弔時にはつけられないよね。
とはもちろん言えません。
そりゃさ、頂けるのは有難いですよ。
わざわざ届けに来るのも、私が居るところで説明したかったんだろうな、というのが分かるほどの、はしゃぎっぷり。
でも、なんていうか、モヤモヤするんですよね・・・。
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