夫の祖父の介護手伝い、感謝の言葉で乗り越えられる
夫の祖父の介護
夫の祖父は昔大けがをしたことで身体が不自由でしたが、とても穏やかな大人しい人で文句を言っているのを聞いたことが無いくらいの人でした。
姑が仕事に行っている間は、お風呂に入れる介助をしたり、オムツ交換などの世話もしていました。
ですが、本格的に身体が弱ってきて入退院を繰り返すようになってからは、姑も休職し介護生活でした。
退院して家にいる間に小さな擦り傷が悪化して、足の指を切断しなければいけなくなったり、町の訪問看護師の方に家まで来て頂いて、ケガや状態の確認や処置などでお世話になっていました。
祖父の部屋は2階の階段に一番近い位置にある、日当たりの良い部屋でした。
明るく日差しの暖かい部屋なので、訪問看護師の方も、
「ひ孫も居て、あたたかい家で幸せなおじいちゃんね~」
と言われていました。
そのたびに、おじいちゃんは、
「良い嫁もらった」
と、姑のことを褒めていて、奥ゆかしく賢い人だなぁと思っていました。
私が嫁に嫁いできた時にも、私の両親に
「うちに来たら、みんな我が子」
と言ってくれて、今でもその言葉が忘れられません。
祖父の介護を手伝っていたというと、みんなにそこまでやる?と驚かれましたが、私はあくまでも補助的なお世話だけだったし、祖父も私には優しくしてくれたので、全然嫌ではありませんでした。
オムツ交換をしている時、夫から、
「よくそんなことまでやってくれるなぁ」
と言われたことがありました。
「あなたのおじいちゃんだからできるだけだよ」
と答えましたし、夫が私に感謝の気持ちを持ってくれていることを感じられたし、褒めてもらえたことが嬉しくて、出た言葉でした。
この「感謝の気持ちを言葉で表現する」って、大事だなと思います。
やって当たり前、やってもらって当然、という扱いをされると
「何で私ばっかり」
と思えます。
「ありがとう」と「ごめんなさい」が言えること
これって、本当に大事なことだと思います。
お嫁さんがやってくれることを
当然と思わないでください。
小さなことでも
「ありがとう」「ごめんなさい」
の言葉で救われることがあります。
孫へのプレゼント
姑はお金にはシビアですが、働いていた時はとても気前の良い人でした。
ケチくさい人、というのが嫌いなようで、特に孫には何でも買ってあげる、という人です。
姑がお嫁さん時代に、姑さんに服をプレゼントしたそうです。すると、
「私の趣味じゃないから、服はこれから要らないからね」
と言われたそうです。
何とも潔い断り方!と思いました。
姑はショックもあったそうですが、ハッキリ言われて良かったと言っていました。
なので、私も同じことを言われました。
お互い服や好みがあるものは、あげないでおこうと。
娘が産まれた時に、二階の寝室に行かなくても座敷でお昼寝ができるようにと、冬場にこたつを買おうと言われました。
今でこそ、おしゃれなデザインやかわいい柄のこたつ布団もありますが、私はどうしても気に入るこたつが無く、要らないと言っていました。
ですが、姑は独断と偏見で、自分で選んだものを購入。
それを使って昼寝させなさいね、と。
そして、子供の服も。
え?子供に着せたい服の好み、私のチョイスで決めたいんですけど?
とはもちろん言えず、さっきの話は孫には該当しないのね、と納得せざる得ませでした。
気持ちはとても有難いです。
買ってくれる時は選ばせてほしいです。
そして、望むものを買ってくれるのが
一番有難いです。
買ってあげたいという気持ち
とはいえ、孫に買ってあげたいわけなので、私が要らないからと断ってばかりも可愛げないですよね。
姑が子供たちの誕生日やクリスマスなどのイベントごとに、孫に買ってくれてるものは何が欲しいか私にも聞いてくれました。
なので、私にも気を遣ってくれていたと感じますし、有難かったです。
好みは別として・・・。
◆今まで子供たちに買ってくれて嬉しかったもの
・浴衣 (高いのにすぐ汚す、サイズ毎だとかなりの出費)
・靴 (あっという間に大きくなる)
・冠婚葬祭時の服 (ちょっと高め、普段着ないのでもったいない)
◆今まで子供たちに買ってくれてあまり嬉しくなかったもの
・おもちゃ (すぐ壊すし、置場があふれる)
・縁日のおもちゃ (なんでも欲しがる。光りものは翌日光らなくなる)
・名も無きぬいぐるみ (すぐ汚くなる、私がぬいぐるみ嫌い)
姑は、娘が産まれた時、
「孫の成人式に着る振袖は、誰よりも良い着物を買ってあげる」
と言っていました。
それが本当であれば、ダントツに嬉しい買い物でしたが・・・。
上手に甘えて、上手に断りましょう
最後まで読んで頂きありがとうございます。
ランキングの応援して頂けると励みになります。
よろしくお願いします。
↓ ↓ ↓
にほんブログ村