嫁姑・同居問題 良い嫁やめて自分の人生を取り戻すブログ

嫁姑・同居問題に悩み病んだ私が『良い嫁をやめる!』と別居を決断。姑の呪縛から逃れ、自分の人生をやり直します

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長男家の跡取り

長男家の跡取り問題。

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長男家の跡取り出産責務

祖父はまだ入院中でしたが、息子の顔を見る為に一時退院しました。
やはり、男の子が産まれたことを喜んでいて、姑も
「これで安心やな!」
と言っていました。

義妹も長男の家に嫁いだのですが、一人目と二人目が女の子でした。
三人目を計画妊娠した時に、姑は
「男の子じゃなかったら申し訳ない」
と言っていました。

私と同じ産院で出産したので、私も出産前から病院に居たのですが、
無事出産した後、一番最初に言ったことが、
「男の子で良かった。
 男の子じゃなかったら大変だったわ」

でした。

もちろん、無事に産まれたから言えることではあるし、自分の娘なので安心した上での発言だったとは思いますが、私はビックリしました。

あ~、ここにきても「長男嫁の跡取り出産は責務」という考えなんだな、と。

私も自分の子供に同じように思うんだろうか?
思いたくないけど、ずっとその考えを植え付けられてきたから、きっと私も同じことを言ってしまうかもしれない。
この気持ちを忘れてはいけないと感じました。

お姑さん
出産は奇跡。
産まれてくる子の性別が期待と違っても
それを言葉にしないで下さい。

私は長女

私は二人姉妹の長女です。
夫とは付き合い始めから結婚を意識していたのですが、長男であることは当時の私にはそれほど重要ではありませんでした。
と言うか、その大変さを分かっておらず、深く考えていなかったのが事実です。

ただ、姑は私が長女であることで、結婚を反対したことがあるそうです。
それを結婚前に聞かれたことがあります。
ですが、私の実家は由緒ある家柄でもなく、普通のサラリーマン家族。
お墓はありますが、実家の苗字が引き継がれなくて、両親が困るということを言われたこともありません。
私の子供たちにお墓の世話をしてもらうのは、お願いはできますが、強制するつもりはありません。
一度、宮大工をしている叔父に、お墓がもしほったらかしになったら、どうなってしまうか聞いたら、どうもならん!と。
先祖が恨むこともない、気にしなくても良いと言われました。

夫の家は、田舎の土地柄でお墓を持ちません。
宗派の本山に納骨をしますが、お仏壇のお世話だけです。
このお仏壇はとても立派ですので、いずれ夫や息子が世話をしていくのですが、孫の代、その先のことまで私にはどうしようもできるはずがありません。

子供の節句

これまた地域の風習で違うと思いますが、五月人形や兜(鯉のぼり)は、母方の実家が用意するのが多いんですね。
私は恥ずかしながらそれを知りませんでした。
私の実家は裕福ではなく、幼い頃は狭い社宅住まいだったので、お雛様の置場もありません。

娘の初節句の際、姑からこう言われました。
「ひな人形を買ってあげたいんだけど」
とても有難く思い、夫と姑と一緒に買いに行きました。

私は「してあげたい」という気持ちが有難く、嬉しかったのですが、これの本音が違うことに後から気付きました。

本当は「そろそろ買ってあげなきゃいけない時期だ」と私たちに気付かせたかったようなんです。
私の両親にそう促しなさいよ、という意味だったんです。

なぜそれが分かったのかは、息子の時に言われたからです。

息子の節句の前、兜か鯉のぼりかどっちを買うか、という話になりました。
ご近所で鯉のぼりをあげているところばかりだと、自分の家に鯉のぼりが無い家の子供が嘆くかもしれない。
近所に合わせて鯉のぼりにするか、兜にするか決めないといけない、と言われました。
私はなぜ他人の家の子供の事情まで考えなきゃいけないのか分かりませんでしたが、そう言うものなんだと考えるようにしました。

そして、その時言われました。
「本当は○○ちゃん(私)の実家が買うべきだけど、どうする?」
と。
娘の時は、姑は働いていましたが、息子の時は祖父の入院で休職中でしたので、お財布事情なのかな、とも思いました。

私は、私の実家が世間知らずで娘の時に雛人形を買ってくれなかったと思われるのは嫌だったので、
「娘の時にはお義母さんが買ってあげたいと言ってくれたから、その気持ちに甘えさせてもらった。
でも、息子のは両親に買ってもらうからいいです。」
と答えました。

娘の時から、その時々の行事ごとを大切にすることを姑から教わりました。
お食い初めにはお頭付きの鯛と娘用のお膳を用意、初誕生にはお餅を背負わす、七五三、初節句、その他諸々・・・。
時には親戚を招待して、料亭で席を設けたりもしました。
大事にしてくれることは素直に嬉しかったし、私自身が経験してないこともあって、親としてしてあげれることを勉強できたと感謝しています。

ただ、この初節句の娘と息子の扱いの違いが、どうにもしっくりこず、モヤモヤしていました。

お嫁さん
風習に従うことが大事なのか、
気持ちが大事なのか・・・

 

 

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