嫁姑・同居問題 良い嫁やめて自分の人生を取り戻すブログ

嫁姑・同居問題に悩み病んだ私が『良い嫁をやめる!』と別居を決断。姑の呪縛から逃れ、自分の人生をやり直します

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印象に残る素敵な人

息子が出会った居心地の良い人

息子が自動車学校に通い出してから、送迎バスで行くことが多いのですが、

ちょうど昨日の運転手さんがとても感じの良い人だったという話をしてくれました。

たまたまその時間帯は息子一人しか乗っていなくて、初めて会った運転手の方だったそうです。

おそらく60代くらいのその男性は、乗るとすぐに挨拶と自己紹介をしてくれました。

「〇〇(息子)さんは初めましてですね。私は◇◇と申します。宜しくお願いしますね。」

と。

とても丁寧で息子にも終始敬語だったそうです。

 

他愛もない話しかしていないのに、テンポもよく心地良い時間だったそうです。

卒業後の進路。就職先の場所。車の話。

何というか、ズケズケとこちらに入り込んで来るような感じは無く、

ちゃんと一線を引いて丁寧に話をしてくれる方。

よくあるのが、歳上だから仕方ないかもしれませんが、タメ口で根掘り葉掘り聞いてきて、喋りっぱなしの方。

息子はそういうタイプが苦手で、話し相手をするのが億劫だったそうですが、

この時の方はとても良い人だった、と。

 

何だかよく分かるなぁ、と思いながら聞いていました。

特に何、というわけでもないんです。

ですが、息子が良い空気感を作ってくれたこの人の、こんなところが良かった、という話をしてくれたことが嬉しく、そして私もある人を思い出しました。

 

私の忘れられない人

父方の祖父が亡くなって、遺骨を父が引き取り、お墓もこちらで建てました。

紹介してもらったお寺の住職や奥様がとても素晴らしい方だったことを、今でも本当に有難く思い、そしてふとした時に思い出します。

 

住職は学校の先生でもありながら、全く偉そうなところがなく、読経の後にお出しするお茶を私が運ぶと、喜んで褒めてくれたことを覚えています。

ある時、冠婚葬祭に慣れていない両親が、初めての法事でお布施をお渡ししました。

その数日後、住職が家にいらっしゃったので、何事かと思ったら、

なんと、お布施が多いからと、お返ししに来てくださったのです。

 

お布施は気持ちであり、両親もそんなに高額とは思っていなかったのでしょう。

言ってしまえばそのまま受け取って頂いても構わないのです。

ですが、多いと言ってわざわざ返しに来てくださったことに、驚きと共に有難さと、

良い住職にご縁があって本当に安心したことを、両親の姿を見て思いました。

 

そして、この住職の奥様もとても素敵な方でした。

施餓鬼といって、お盆の時期に先祖供養と一緒に行われる供養があるのですが、

お寺に行って行われるこの法会が私はとても好きでした。

というのも、この時に待合室で出されるお抹茶とお菓子、そして奥様との会話が楽しみだったのです。

 

子供の私が初めてのお茶のお作法に戸惑っていると、奥様が

「お好きなように飲んで食べてくださいね」と優しく声をかけてくれました。

そして、他愛のない話をほんの少しの時間するのです。

そう言えば、この方も誰が相手でも、終始敬語でした。

 

この法会に何年か参加していたのですが、ある時私は年に一度しか会わないこの奥様が、ずっと昔の話も覚えていてくれ、それを話題にして下さることに気付きました。

ハッキリとした記憶ではないですが、数年前にその場で話していたことを、

「あの時の、あのお話はどうなりましたか?」や、

「まだ頑張って続けているのですね、素晴らしいですね」

などと、大勢の人が居る中よく覚えていてくださるなぁ、と子供心に嬉しかったのを覚えています。

そして周りの方とお話されているのを見ていても、やはりその人その人に合わせて話題を変えており、お話が上手というよりも、これは「気配り・心配り」なんだな、と感じたのです。

 

とても穏やかな口調で、柔らかい雰囲気の奥様との会話はとても温かい時間。

そのことを時折思い出します。

 

「なんか好き」と思う人

よく行くお店の名前も知らない店員さん。

あの銀行の窓口のお姉さん。

宅配便のおじさん。

その時だけしか関わることがなくても、「この人良い人だなぁ」と思う人がいます。

もちろん嫌な気持ちになるような人もいます。

 

ですが、私は現実の世界だけでなく、SNS上でも「この人なんか好き」という人も沢山います。

今やSNS上での付き合いの方が気楽、とすら思う人も多くいると言われますが、

私はブログで繋がった方にも「この人好きだなぁ」と思える方が沢山います。

そして、その方たちに勝手に励まされ元気をもらい、色んなことを学んでいます。

 

現実社会でも、そしてネット社会でも、「この人なんか好き」と思ってもらえるような人でありたいなぁと思います。

 

そして、子供たちも誰かにとってのそんな人であれるように

なってほしいなぁと思った出来事でした。

 

 

 

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