嫁姑・同居問題 良い嫁やめて自分の人生を取り戻すブログ

嫁姑・同居問題に悩み病んだ私が『良い嫁をやめる!』と別居を決断。姑の呪縛から逃れ、自分の人生をやり直します

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嫁が姑になったら?

どちらの立場で考える?

日本は同調圧力が強く、更には察しろ文化。

同居家族にはそれらが深く浸透しており、
「昔の考え方」が特に根強いと感じます。

姑を見習って気を利かせ親切に、
望まれているであろう嫁像を勝手に作り上げ、
一生懸命「良い嫁」になろうとしていたあの頃
(懐かしい・・・)

 

最初こそ早くなじめるように、つつましく頑張っていた私も、
何年もすればそこそこたくましくなってきます。

姑や夫からすると、変わってしまったのは私で、
こんな嫁だと思わなかったと嘆いていることでしょう。

私もこんなふうに家を出ることになるなんて思いもしなかった・・・。

 

あ~、あの頃の私は頑張っていたなぁ。

もっと色々勉強して、自分のことを深く考えられる自分で
もう一度やり直せるなら、どんな人生を選択していただろう。

 

最近よく考えるのは、自分はまだ「嫁」という立場ではあるけど、
もう数年もしたら「姑」の立場にもなりそうだということ。

だから最近は何となく、「嫁」「姑」
それぞれの立場に立って、起こるであろう感情を、
よくよく観察しています。

 

姑世代

よく言うのが、
「私の時代には・・・」
というやつ。

「今の時代はいいよね・・・」
的なやつです。

 

時代の変化するスピードが速すぎて、ついていけないですが
何故か自分のやってきたことが正しいと思いがちな「姑」世代。

子育ても教育も、居住環境も世間も、
数年前とは変わって、昔の常識が常識ではなくなっているのに、
変化を受け入れるのが苦手。

 

自分の知らないことや新しいことには、まずは拒否したり抵抗したくなる。

歳をとると体力も気力も落ちて、いつまで続くか分からない未来のことを考えるより、過去の輝いていた頃の自分を思い出している方が幸せなのか?

昔の時代が良かったと、自分を納得させたいのか?

そんな傾向が見られます。

 

嫁世代

30代はまだ若く、体力もあり仕事の勢いも乗ってきたとは言え、子供のことも精一杯で大変な頃。

40代後半の私で言えば、自分の身体もガタがきて、そろそろ親の介護も視野に入ります。

今思うと30代の体力のあるうちに、もっと沢山の経験をしておけば良かったなぁと思います。

 

社会の動きや時代の流れに鈍感で、目の前のことに精一杯になり過ぎていたけど、
今、30代の人達を見ると、 凄いなぁ、羨ましいなぁと、憧れのような気持ちになる。

 

子育てが一段落した時に、私には何も無いと気付いてしまった私のようではなく

子育てが終わった時の為に今からできること
の情報が今はとても豊富で、可能性に満ち溢れているように見える。

 

いや、私もまだまだ若い。これからでも色々チャレンジできるわ、と思ってはみるものの、気持ちと身体が一致しない現実もあり。

 

そんな今の私がもし、姑と言う立場だったら、
精力的に自分に向き合って、
子供も自分も大事にしている嫁が目の前にいたら、
どう思うだろうか?

 

良い時代になったねぇ。

頑張って!自分を大事にしてね!

と素直な気持ちで見れるだろうか?

純粋に応援できるだろうか?

 

憧れの羨ましい気持ちが、
恨めしい、にならないだろうか?

・・・うん。

ならない。なりたくない!

 

姑になったら、姑の気持ちが分かる
なんてこともあるだろうけど

「嫁」が嫌だった「姑」にはなりたくない。

 

頭も心も 若くはいられないかもしれないけれど、
頭も心も 固くなってしまわないように。

新しいことや知らないことを、
受け入れられる自分でありたい。

姑になっても、自分を大事にできて、
自分の大切な人達を、大事にできる人になりたい。

 

 

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