3月3日
今日はひな祭りですね。
私にとって3月3日は同居最終日でした。
4年前の今日、最後の夕食がひな祭りのちらし寿司。
別居してから雛人形は出していないですが、なんだか可哀想な申し訳ないような気持ちになります。
雛人形は、私の家には無かったので、娘には買ってあげるのが楽しみでした。
ただ、めんどくさがりの私は、出したりしまったりが億劫になるだろうと思っていましたので、
ケースに入ったもが欲しかったのですが、それは姑が許さない!
この雛人形を買う時にも、一悶着あったことを、20年以上経った今でも覚えています。
雛人形は母方の親が買うのが一般的だと言われていますが、姑が買ってくれようとしていたので、気持ちを有難く受取り、一緒に見に行きました。
私はケース入りので十分だと言ったのですが、
「誰かが見た時に貧相なのはダメ!」
だと、姑のいつもの見栄っ張りが出ました。
あまり立派なのも保管場所を圧迫するし、何とか説得して3段飾りにしました。
とてもお顔の綺麗なお人形でした。
初節句には親戚を家に呼んで宴会です。
雛人形自慢をしている姑にウンザリしたことを覚えています。
人に見せる前提。
恥ずかしくないように。
よく言われた言葉でした。
雛人形は誰が買う?
そして、私が一番腹が立ったのは、息子が産まれて初節句を迎える時期に言われた言葉。
「本当は雛人形も母方の実家が買うべきなんだけどね」
これにはムカついたのと、実家の親をバカにされたような気持ちになりました。
それは知っていたけど、姑が出しゃばってこれが良い、あれが良いと言っていたこと。
「買ってあげたいんだけど」
って言われたので、それを断って実家に買ってもらうのも、機嫌を損ねそうで言えなかっただけ。
息子が産まれて初節句の時期になってから、実家が買うものだと言われたので、
兜は実家に買ってもらうことを伝えました。
娘の雛人形を姑が「買ってあげたい」と言ってくれた気持ちが嬉しかったのに、
「早く実家に買ってもらいなさいよ」と急かしたかっただけ、
とその時に分かりました。
今更それを言うなよ、と 有難みも半減です。
別居から4年
別居をしてから4年が経ちました。
もう、この暮らしからは元には戻れません。
気持ちが楽。
心が楽。
誰かの顔色を窺わなくて良い。
気兼ねしなくて良いって、こんなに楽なんだ。
もちろん大変で不安なこともあるけど、気持ちが穏やかっていうのは
精神衛生上大事なことだとつくづく思います。
ただ、これから先のこともちゃんと考えていかないといけないな、
と毎年思います・・・。
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