嫁姑・同居問題 良い嫁やめて自分の人生を取り戻すブログ

嫁姑・同居問題に悩み病んだ私が『良い嫁をやめる!』と別居を決断。姑の呪縛から逃れ、自分の人生をやり直します

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良い母親の反対側

母親学級での出会い

昔、娘を妊娠した時に役場から送られてきた「母親学級」のお知らせを見て、
近所に知り合いも居ない私はママ友ができたらいいなぁと思い参加しました。

そこでは同じ時期に出産を控えた初マタニティの方が多く、
知り合った方がとても良い人ばかりでみんなすぐに仲良くなりました。

ここで出会った人は、子供が大きくなった今でもお付き合いがあり、
本当に良い縁があって良かったと何度も思いました。

看護師さんで二人目妊娠中の方。

大学生で妊娠、産後は復学し、更には起業もしたパワフルな方。

知り合いも居ない場所に嫁いできて、という同じ境遇の方も多くいました。

 

出産後は子供と一緒に集まったり、遊びに行ったり。

子育ての悩みを共有したり、家庭の愚痴を聞いたり。

お互いの子供は産まれた時から知っているため、
親戚のような気持ちで成長を見守る、
そんな友人とのお付き合いは、とても楽しいものでした。

 

何をしている時が幸せ?

その友人たちの中で、私は自分が上手に子育てを出来ていないと感じることがありました。

例えば、私の子は人見知りが激しい。
手作りの離乳食を全然食べてくれない。
みんなの子供はストローで飲み物を飲めているのに、うちの子はまだできない。
夜泣きがひどい。
積極的に外に遊びに行っていない。
家事と子育ての両立がうまくできていない。

何だかみんな、楽しそうに子育てしているのに、私は毎日ウツウツとしている。

そう感じていました。

 

同じように義親と同居している友人も数人いたし、
人と比べてもどうしようもないことは分かっているのですが、
私一人取り残されているような、
遅れを取っているような気持ちがしていました。

 

そして、一人の友人と子連れで遊んでいた時に、何気ない会話で私が彼女に

「何をしている時が、幸せとか楽しいって感じる?」

と聞きました。

すると、友人は

「子供と一緒に遊んでいる時かなぁ。
子供が全てだよね。」

と答えました。

 

私はこの答えを聞いて、自分とかけ離れていることに驚きとショックを覚えました。

と言うのは、私の願いはこうだったからです。

もしできるなら自分ひとりの時間が欲しい。
四六時中子供と一緒はしんどい。
自分のしたいことを、一人でしたい。

 

子供が可愛いのはもちろんあります。

ですが、私は子供のことを気にしないで過ごせる時間が無性に欲しかったのです。

そして、その友人と真逆なことを望んでいることに、
私は母性が足りないんじゃないか?
こんなことを考えるなんて、母親失格かも?
こんな気持ちは人には言えない。

と思っていました。

 

良い母親の反対側

私は離乳食を最初は全て自分で手作りしていました。

お出汁を取るところから自分やり、レトルトも使わず薄味を徹底していました。

なのに、子供は全然食べてくれない。

離乳食教室に行った時に、他の子供たちがパクパク食べている姿にショックを受けました。

当時の私の悩みは

「離乳食を食べてくれない。
だから作るのが大変と感じる」

でした。

 

そんな思いを抱えながら、また別の友人と会った時のこと。

同じ月齢の子供が居る彼女に、離乳食作りって大変だよね~と
同意してもらいたかった私が話題を振ると、

「離乳食作るの楽しい~!」

と言った彼女。

 

またしても撃沈な私・・・。

私だけが大変。
私だけがうまくできない。

と孤独感いっぱいでした。

 

昔は今のようにSNSが無くて、同じ心境の人を探すには、子持ちの私の世界はとても狭かった。

今でこそ、「母親だって自由でいたい」とか、
「楽したって良いよね」という
母親を孤独にさせない応援される雰囲気があって、
やっとこういう時代になったか、と思いますが。

当時は私のような「良い母」と正反対気質を持った私は、
そんな黒い気持ちを隠して黙っているしかありませんでした。

 

今、インスタやツイッターで流れてくる育児の情報を見ていると、
母親が陥りやすい自責の思考や孤独は、いつの時代も同じなんだと感じます。

「分かる分かる!」と遠い昔の気持ちを今でも思い出せる。

そして、悩みに対する色んな対処法や解決策がいくらでも検索すれば出てくる。

先輩ママのアドバイスが沢山あるのは、羨ましい限りです。

 

もしかすると、情報が溢れすぎていて、何が正しくて何が間違っているか
分かりにくいこともあるかも。

情報の取捨選択をしなければいけないのは、それはそれで難しいかもしれないですね。

 

ただ、そんな環境を上手に取り入れ、
リアルな世界だけのつながりではなく、
オンライン上の繋がりもゆる~く持っていられるこの時代は、
当時の私からすると羨ましいなぁと思います。

 

 

 

 

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